モジュール変換効率と公称最大出力って?

今回は各メーカー比較に入る前にタイトルにもある
『モジュール変換効率』
『公称最大出力』
この2つは何を表す数字なのか?

この2点に絞ってわかりやすく
お話していきます。

メーカーさんのカタログなどでは良く
『世界最大の変換効率○○%を達成!』
『当社のパネルは○○%の変換効率を達成しています!』

なんてフレーズがでてくるんですね。

この2つの数字はだいたい並んで書いてあるので
はじめてみると
『いったいこの数字は何?』
となってしまうんですね。

しかし、メーカーの比較の時には必ず出てくる
専門用語なのですね。
でここで一緒に憶えちゃいましょう!

『モジュール変換効率』と『公称最大出力』はカタログや各メーカーさんのホームページに載っている数字です。

NQ-190AA

上の画像は実際にワタゾー家の屋根に設置した
シャープの太陽光パネルです。カタログから抜粋しました。

赤丸がモジュール変換効率で16.5%
青枠が最大公称出力で190W
になります。

『公称最大出力』をサラりと説明しますね。

共通の条件(太陽光パネルに適した条件)で
測定された最大の出力のことです。
ワタゾー家のパネルですと最高190W発電しますよ!
ということになります。

わかりやすく例えると『車の燃費』
一番いい状態で測定した燃費を各自動車メーカーが言っている
『リッター○○㎞』というのと同じです。

ワタゾー家の太陽光発電システムは4.18KWです。
この根拠はこれ
公称最大出力190Wのパネル22枚ですので
190W×22=4,180W=4.18KWということになるんですね。

モジュール変換効率は何を表しているの?

カンタンに言うと
『太陽光パネルの性能を表す数字』なんです。

パネルに太陽の光エネルギーが当たった場合に
どのくらい、何%を電気に変えられるかというのを
数字で表しているのです。

計算式ですが
モジュール変換効率(%)={モジュールの公称最大出力(W)×100}÷{モジュールの面積(m2)×1,000(W/m2)}
になります。

例えば、最大出力150W・モジュール面積1㎡の場合
変換効率={150W×100}÷{1×1,000}=15
変換効率は15%ということになるんですね。

変換効率とは、同じ条件・同じ面積の場合に
どのくらい電気を作れる太陽光パネルか?
を表している数字なのです。

具体的に言うと面積(1㎡)の太陽光パネルで
4kwのシステムを設置する場合。

モジュール変換効率

このようなイメージになります。
つまり、変換効率が高い程、設置面積は小さく、反対に変換効率が低い程、設置面積は大きくなります。

反面、変換効率が高いとパネル1枚の価格も高くなります。
低い場合は、当然パネル1枚の価格は安くなります。

1点だけご注意を!
変換効率にはセルとモジュールの数値・数字があるのですね。
太陽光パネルのセルとモジュールについてはこちらのページを見てみてくださいね。

一般的に
・セルの変換効率は約15~20%
・モジュールパネルの変換効率は約13~16%
でセルの方が高いのです。

カタログにはモジュールパネルの数字が書いてあります。
しかし、口頭で説明の場合高い数値のセルの変換効率を
平気で説明する販売員さんもいるんです。

2013年4月17日現在、モジュール変換効率で
20%以上は東芝さんくらいです。
平気で20%以上とかいう販売員には
『それってセルのことじゃないの?』
とツッコミを入れてやってくださいね。

お好きな人だけどうぞ♪

ここからは、計算や実証することが好きな人だけ読んでください。
数字や計算式はイヤ!
という人は飛ばししてくださいね^^

実際にワタゾー家のパネルで計算してみましょう。
パネルの大きさはカタログやホームページの使用表のところに出ています。
下の画像のような表ですね。

NA-190AA仕様書

では計算を
モジュール変換効率=16.5%
モジュールの最大出力=190W
モジュール面積=1,153㎡(1.165m×0.99m)
これを計算式に当てはめますね。

1.モジュール変換効率={190W×100}÷{1.153㎡×1,000}
2.19,000÷1153=16.47
モジュール変換効率=16.47%
となります。

こんな感じで求められます。
カタログ上のものと0.03%違いますが。

みなさんが選んだ太陽光パネルのモジュール変換効率を
ご自身で確かめたい人はこの方法で確かめられます。

実際にはほぼ同じ数字になりますが。

今日のポイント
変換効率にはセルとモジュールの2つあるのでご注意を!
数字が高いほど同じシステムでも
設置面積が小さくて済む。

“モジュール変換効率と公称最大出力って?” への4件のフィードバック

  1. 橋本 より:

    モジュールについての知識はまったくないため、分からいことがあるので教えていただきたいのですが公称最大出力の説明の中に「以下」のように説明されていましたが・・・

    「共通の条件(太陽光パネルに適した条件)で
    測定された最大の出力のことです。
    ワタゾー家のパネルですと最高190W発電しますよ!
    ということになります。」

    ・・・最高190W発電しますよっていうのは1時間での発電量なのか1日なのか1年なのかが分からないのですが教えていただけないでしょうか?

    • ワタゾー より:

      橋本様、コメントありがとうございます。

      この190Wというのは1時間当たり最高で190W発電しますよということです。
      ワタゾー家の場合190Wのパネルが22枚設置しているので4.18kwの太陽光発電システムになります。これは1時間に最高4.18kwの発電量がありますよということです。

      よろしくお願いいたします。

  2. 倉田 より:

    お世話になります
    現在、シャープパネル6.1kw+パワコン5・5kwの
    工事店からのプランで話しがすすんでおります
    色々なサイト情報から最大出力の割合がそんなに無い事
    を見てこれがベストとも思えるのですが
    実際パネルの最高出力値も見て見たいし
    実際メーカーからの出力最大値を上回る話しも聞きますし
    パワコン選定についてご助言頂けますか
    宜しくお願いします。

    • ワタゾー より:

      倉田様 コメントありがとうございます。

      6.1kwのシステムですか!?うらやましい^^
      パワコン選定は気を使いますよね。
      我が家も4.18kwで当初4.0kwのパワコンでしたが4.5kwに変更してもらいました。
      6.1kwとなるとパワコンを2台設置というとコストもかかりますしやはり5.5kwのパワコンがいいと思います。シャープも5.5kw(3回路)のパワコンで変換効率95%のパワコンが出ているのでそれがいいのではないでしょうか。
      6kwや7kwのシステムになるとパワコン選定悩みますね!

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