『余剰電力買取制度』は一般家庭向け?

前回のおさらい。
売電において『全量買取制度』は、ほとんどの一般家庭には適応されないもの。
屋根のスペースが広く、10kw以上の発電能力のある工場などに適用されるもの。

今回は、余った電気を電力会社に買い取ってもらう『余剰電力買取制度』について詳しく話していきます。
こちらは、ほとんどの一般家庭の売電価格が適用される制度です。
実際『どのくらいで電気が売れるの?』と思う人も多いはずですからね。

売電が良くわからない人は電気を売る売電と買う買電とはの記事をどうぞ^^

今回も言葉だけでなく、カンタンな表などを使っていきます。

登場人物

ねぇねぇ、ワタゾーさん!
これヒドイよね~安倍首相・・・

さんちゃん、どうしたの?
いきなり・・・

この間のニュースで『2013年4月1日から太陽光発電などの再生エネルギーの固定買取価格を42円から38円に見直す』っていってたよ。
これって『余剰電力買取制度』のことでしょ!
今からだと損しちゃうじゃない・・・

そういうことだったのね。
さんちゃん、太陽光発電について日頃から関心もつようになったんだね。
勉強の効果がでてきているね。うれしいよ^^

そういわれてみれば『太陽光発電』という言葉に敏感になってきたかな?
『余剰電力買取制度』は、自分の家で作った電気が余ったら買取ってもらえるありがたい制度よね!

余剰電力

って今は『余剰電力買取価格』が38円になっちゃう話でしょ!

まぁまぁ、少し落ち着いて、おちついて。
たしかに、阿部首相のアベノミクスの3本柱のうち、1番重要である成長分野の育成にも太陽光発電の普及があるのにね。普及が鈍らなければいいけど・・・
矛盾しているような感じがあるけどね。

また、政府の38円に下げた理由が
『再生エネルギーの中で太陽光発電が偏って増えている』
『太陽光サーチャージが上がる』

という理由らしいね・・・

普通に考えても一般家庭なら太陽光発電が
いちばん設置しやすいと思うんだけどね・・・

次の表を見てみて

買取価格(10kw未満) 期間
太陽光発電だけ 太陽光発電+燃料電池
(ダブル発電)
2009年 48円 39円 10年
2010年 48円 39円 10年
2011年 42円 34円 10年
2012年 42円 34円 10年
2013年 38円 31円 10年

2009年からの買取価格の推移だよ。
今回は家庭用の一般住宅のものだけをピックアップ。
ダブル発電はね、太陽光発電の他にも
発電可能な、家庭用燃料電池(エネファームなど)
がついている家のことね。

さんちゃんは右の太陽光発電だけの方を見てみて。

うそ~2009年は48円もあったの・・・
もっと早く知っていればよかったぁ~

また、『数字だけしか目に行かない』悪い癖だね。

そうは言っても48円と38円ではすごく違うよね。
仮に、さんちゃんの家の太陽光発電が1年で
4,000kwh発電して半分の2,000kwh売電した場合

売電量 買電単価 年間売電価格 10年間の売電価格
2009年 2,000kwh ×48円 96,000円 960,000円
2010年 2,000kwh ×48円 96,000円 960,000円
2011年 2,000kwh ×42円 84,000円 840,000円
2012年 2,000kwh ×42円 84,000円 840,000円
2013年 2,000kwh ×38円 76,000円 760,000円

余剰電力買取制度が2009年に復活してからは
こんな感じになるんだよ!

なんか、トドメを刺された感じ・・・
2009、2010年と2013年では10年で200,000円
2011、2012とでは80,000円も差が出るのね。

そうはいっても
この2013年の余剰電力買取金額はもう決まってしまったからね。

しかし、2009年のころはまだまだ初期費用が今よりも高かったからね。最近はだいぶ安くなってきているからね。

政府も太陽光発電が普及していけば
パネルやパワコンなどの価格も下がっていく傾向にあると思っているはず。
だから、年々、買取価格を下げてきていると思うんだよ。

でも、本気で『脱原発』を考えたら
太陽光サーチャージが上がっても
自然・再生エネルギーを重視する方が
未来の地球、子供の為にはいいはずなのに!

なかなか、その辺はうまくいかないね。
2009年の買取価格と比較するのは
現実的ではないかもしれないけど
昨年の2012年との比較してみても
上の表だと10年で『80,000円』の差額になるしね。

また、上がってくれればいいんだけどね^^

もぉ~ワタゾーさん、ひとごとのようにいって
じゃ、もう少し待って太陽光発電システムの価格が
もっと安くなってから考えた方がいいの?

そうとも限らないと思うよ!
それじゃ、次回は『太陽光発電をいつ買った方がいいか?』
について、一緒に考えてみよう!

今日のわかったこと
余剰電力は太陽光発電で発電した電気が余った場合に
買取ってもらえるありがたい制度。
買取単価は10年間固定です。

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